2005年11月4日
国立大学法人愛媛大学と井関農機株式会社との
研究連携協定の締結について
国立大学法人 愛媛大学
井 関 農 機 株 式 会 社
国立大学法人愛媛大学[学長 小松正幸]と井関農機株式会社[社長 中野弘之]は,相互の研究連携協力を図るため,下記のとおり,「「農産物ハイテク生産システム」についての研究連携に関する協定書」を締結しましたので,お知らせいたします。
1.協定の要旨
瀬戸内の温暖気候と水を有効利用しながら,安全で付加価値の高い食糧を増産する「農産物ハイテク生産システム」を構築し,普及させることは,第一次産業活性化を通して,愛媛県,特に過疎化しつつある地域へ貢献する上で極めて重要であり,愛媛大学が積極的に関与していくことが,地域にある基幹的研究機関としての社会的責務でもある。
農産物ハイテク生産システム」に関する研究・開発・生産拠点である井関農機株式会社と愛媛大学が相互に研究連携することにより,実用に繋がる学術研究の振興と研究成果の地域社会活用の推進を図る。
2.協定締結の理由
愛媛大学では,農学部附属の制御化農業実験実習施設を活用して,これまで,植物工場に関する1)環境制御,2)作業の自動化と効率化,3)植物生理情報,4)貯蔵プロセスの最適化等について教育研究を行ってきた。
一方,井関農機(株)は,いち早く施設園芸先進国オランダの最新技術を導入し,その後に井関独自の「ヰセキ養液栽培システム」を開発すると共に,全国で多くの実績をあげてきた。
今回,両者の研究連携により,実用に繋がる学術研究を通して,新世代農業生産に貢献する実践的な研究者・技術者を養成すると共に,究極の高品質農産物の安定生産,安定化した企業的農業経営を可能とする「農産物ハイテク生産システム」を構築する。
3.協定締結後の具体的な推進
愛媛大学は,制御化農業実験実習施設とこれまでの研究実績があり,井関農機(株)では,松山市内に植物工場実験圃場(20a)を所有し,実用に向けた様々な研究開発が行われてきた。両者が研究連携し,人的・技術的交流,さらには設備の相互利用を行うことにより,知的財産技術の創出を図る。
当面は,果菜類を対象とし,苗生産から栽培,収穫,貯蔵・流通に至るまでの生産システムを構築する。すなわち,これまでの研究実績をさらに発展させ,各種センサを用いて植物応答を計測し,最適環境下での作物生産を行うことを研究範囲とする。
 
井関農機(株)中野社長と愛媛大学小松学長 記者会見(小松学長あいさつ)
スピーキング・プラント・アプローチとは?
研究連携の形態
研究連携の範囲
<本件に関するお問い合わせ先>
愛媛大学農学部生物環境情報システム学研究教育コース
TEL:089-946-9826
愛媛大学農学部附属制御化農業実験実習施設
TEL:089-946-9909
井関農機株式会社 施設事業部
TEL:089-956-9861
井関農機株式会社 農業用施設 商品情報
ヰセキ養液栽培システム紹介
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