研究室だより vol.1



 「顔見世対談」


(大隈) わが研究室も、ホームページを立ち上げることになりました。そこで今回は初めてのことでもあり、われわれ研究室メンバーの個性を伝えるために簡単な対談をしたいと思います。まず胡先生から、この研究室の特徴を話してください。

(胡) そうですね。なんと言っても、元気がよく、勉強好きな学生が多いということじゃないかな。大隈先生は行政経験が長いですが、大の勉強好きですね。いま、学者の中の学者と言ってよいほど研究に没頭しておられると見ていますよ。だから入ってくる学生も元気がよく、勉強好きになっちゃうんだな。

(大) 私は勉強好きじゃないですよ。一番好きなことは、まだ太陽が落ちない夏の夕方にさっさと風呂に入って、湯上りに音楽を聴きながらビールを飲むことですからね。

(胡) そう言えば、私の歓迎会の時、先生は中国語の歌を一曲歌ってくれましたよね。ビックリしましたよ。ビール飲みながら、中国語のカセットでも聴いたりしているんですか。

(大) いや、中島みゆきをよく聴いています。それより胡先生はすごいですね。この間日本公共政策学会というのがあること一寸ご紹介したら、2週間後には入会されて、あっという間に論文一本書き上げて、今度の政策学会で発表ですからね。普段から問題意識を持っておられるからでしょう。

(胡) いやいや、あれは結構時間が掛かったんですよ。何もかも遅い方ですから、何か思いつくと、すぐメモにする習慣はあります。温泉に入っているときも、車を運転している時も、そういうことがありますから、バラバラな時間を全部計算すると、すごい時間投入になりますよ。使った時間に比べて大したことはないんです。本当は、大隈先生にアドバイスをして欲しいです。

(大) 先程おっしゃったことの中で、半端な時間を上手に使うことが本当に大事ですね。一つ一つのアイデイアを溜めていくと、だんだん考えがかたまってきます。でも、車を運転する時にメモをするのが、危なくないですか。

(胡) いや、車が渋滞して止まっている時だけです。うちの研究室は、皆、車で調査に行く時がありますし、毎年、車で合宿に行くから、大隈先生も実践してみませんか。

(大) いやいや、とっても真似できることではありません。でも、合宿の時、皆とビールを飲んだり、お喋りするのが大好きです。
学生諸君に何か一言。

(胡) 皆が大好きだ。元気の良い人、勉学好きな人、何かを求めている人、どれ一つあればいいんですよ。一緒に何かを考え、何かを実践してみましょう。では、先生からも一言。

(大) そうですね。この研究室に来る学生諸君は、三拍子揃ってくれれば良いんですが、オンリー・ワンでもいいですね。勉強についても、私は中味よりも努力を買います。努力していれば、愛大に入れたみなさんですから、何かできます。何でもいいですが、それが自分の言葉になっているような、そんなレポートや論文を書いてください。大丈夫。みなさんならできます。
それでは今回はこの辺で。胡先生、謝謝。

(胡) 不客気。(No problem.)


戻る

Copyright (C) 2004 地域・経営政策研究室
絡先:〒790-8566 愛媛県松山市樽味3-5-7 愛媛大学農学部 地域・経営政策研究室
Tel/Fax:(089)977-8647