農業土木プログラム

高度な専門知識と、技術が社会および自然に与える影響を理解する能力の修得を目指すコースです。
将来は農業土木のエンジニアとしてローカルそしてグローバルに活躍したい人向きです。スペシャリストの養成を目指します。
- プログラムが育成しようとする技術者像
- 農業土木プログラムが育成するのは、
豊かな教養を礎とし、農業土木分野に関する幅広い知識と技術を兼ね備え、それらを現場に適用するための高い実践力(デザイン能力,コミュニケ-ション能力、チームで仕事をするための能力)を身につけた
技術者である。
- ●高度な専門知識をもとに、農業土木のエンジニアとしてローカル・グローバルに活躍したい人向きです。
- ●農業土木のスペシャリストの養成を目指します。
- ●卒業と同時に「修習技術者」となり、申請により「技術士補」の資格取得ができます。
愛媛大学農学部地域環境工学コースは、昭和20年に設立された愛媛県立農林専門学校農業工学科を母体とし、以後80年以上にわたり農業土木技術者を輩出してきました。本学を卒業した農業土木技術者は、戦後の復興期から現在にいたる農業土木分野の発展に貢献し、地域社会を支える人材として活躍してきました。
そこで、農業土木プログラムでは、このような長きにわたる伝統を礎に、地域や世界で活躍する卒業生、および土、水、整備・計画分野を網羅する教員陣が、幅広い知識と技術を兼ね備えた農業土木技術者を育てます。また、卒業生および地域と大学の連携関係を資源とし、農業土木分野を担う実践力の高い技術者を育てます。

- JABEEとは
- JABEEとは日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education:設立 1999年11月19日) の略称で技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体のことです。
- JABEE認定を取得するメリット
- 本コースで実施されている農業土木プログラムが、社会で求める“技術者教育水準”を満たしているということを示す証になります。
カリキュラム
共通教育
1年次/2年次
- ・初年次科目
- ・基礎科目
- ・未来思考支援科目
- ・教養科目
学部共通
1年次/2年次/3年次
- ・現代農業論
- ・統計学入門
- ・農学実習IE・F
- ・技術者の初歩 など
学科共通
1年次/2年次/3年次
- ・森林資源学概論
- ・環境保全学概論
- ・地域環境工学概論
- ・化学
- ・物理学
- ・生物学
- ・地学
- ・生物環境気象学
- ・海洋環境学
- ・水環境学
- ・環境基礎生態学
- ・環境土壌学
- ・環境生態毒性学
- ・地域防災学
- ・現代遺伝学
- ・環境分子生物学 など
コース専門科目(農業土木技術者としての学び)
2年次/3年次/4年次
- ・応用数学
- ・パソコン演習
- ・外書講読
- ・地域環境工学技術英語
- ・構造力学Ⅰ
- ・測量学
- ・水理学Ⅰ
- ・土木材料及び施工法
- ・土壌物理学
- ・地盤工学
- ・農村環境設計学
- ・地域環境整備学
- ・構造力学Ⅱ
- ・農地水循環論
- ・土質力学
- ・農村計画学Ⅱ
- ・水理学Ⅱ
- ・応用測量学
- ・水文学
- ・水利施設工学
- ・農村計画学Ⅰ
- ・環境水資源工学
・地域環境工学インターンシップ
- ・土壌物理性実験
- ・応用測量学実習
- ・測量学実習
- ・土質・材料実験
- ・水環境実験
- ・地域設計・計画実習
- ・地域環境工学現地実習
- ・地域環境工学演習
環境工学プログラム

地域環境工学に関する基礎知識を基礎に、地球あるいは地域の環境問題に対して,多角的に考える能力の修得を目指すコースです.環境問題に広く関わりを持ちたい人向きです.ジェネラリストの養成を目指します
- プログラムが育成しようとする技術者像
-
- ●地球あるいは地域の環境問題に対して,多角的に考える能力の修得を目指すプログラムです。
- ●地域環境工学に関連する他コース開講科目を卒業単位に含めることができます。
- ●環境問題に広く関わりを持ちたい人向きです。
カリキュラム
共通教育
1年次/2年次
- ・初年次科目
- ・基礎科目
- ・未来思考支援科目
- ・教養科目
学部共通
1年次/2年次/3年次
- ・現代農業論
- ・統計学入門
- ・農学実習IE・F
- ・技術者の初歩 など
- ・キャリア形成セミナー
- ・キャリアデザイン
学科共通
1年次/2年次/3年次
- ・森林資源学概論
- ・環境保全学概論
- ・地域環境工学概論
- ・化学
- ・物理学
- ・生物学
- ・地学
- ・生物環境気象学
- ・海洋環境学
- ・水環境学
- ・環境基礎生態学
- ・環境土壌学
- ・環境生態毒性学
- ・地域防災学
- ・現代遺伝学
- ・環境分子生物学 など
コース専門科目(地域環境工学に関する学び)
2年次/3年次/4年次
- ・構造力学Ⅰ
- ・土質力学
- ・水理学Ⅰ
- ・水文学
- ・土壌物理学
- ・応用測量学実習
- ・応用数学
- ・農村計画学Ⅱ
- ・土壌物理性実験
- ・地盤工学
- ・構造力学Ⅱ
- ・水環境実験
- ・水理学Ⅱ
- ・土質・材料実験
- ・測量学実習
- ・農村計画学Ⅰ
- ・地域設計・計画演習
- ・外書講読
・地域環境工学インターンシップ
- ・森林生態学
- ・水利施設工学
- ・生態保全学
- ・環境水資源工学
- ・パソコン演習
- ・土木事業における関連法令
- ・土木材料及び施工法
- ・森林資源計画学
- ・農地水循環論
- ・地域環境工学技術英語
※他コースおよび他学科の科目を幅広く履修可
- ・地域環境工学現地実習
- ・農村環境設計学
- ・地域環境整備学
- ・地域環境工学演習
プログラムの振り分けについて
本コースには,農業土木プログラム(JABEE認定)と環境工学プログラムの2つのプログラムがあります。
3年次4月より、それぞれのプログラムに分かれますが、それまでに6回の説明を行います。
よく理解して、どちらのプログラムを選択するか決定して下さい。
なお、決定後のプログラムの変更は、特別な事情がない限りできません。関連情報は以下(告知)に記載しています。
- 時 期
- 内 容
- 1年次4月
- プログラムの説明 (入学時のオリエンテーション)
- 1年次7月
- プログラムの説明 (新入生セミナーB:コースセミナー)
- 1年次10月
- プログラムの説明 (地域環境工学概論)
- 1年次1月
- プログラムの説明 (キャリアビジョン養成セミナー・コース分属ガイダンス)
- 2年次4月
- プログラムの詳細な説明 (コース分属者ガイダンスと同時開催)
- 2年次2月
-
プログラムの詳細な説明
説明の理解度・評価基準に対する意見・履修希望の意向についてアンケートを実施
プログラム履修届の提出
- 3年次4月
- 3年次編入学ガイダンス
3年次編入学生は,履修登録完了までに,プログラム履修届けを提出
- 「3年次終了段階での履修目標の設定」について
- 「3年次終了時までに取得可能なJABEEプログラムの全ての必修科目について、達成度評価基準(農学部履修案内に掲載されているもの)を満たしていること」を目標に、勉学に励んでください。 そして、その目標が達成されているかどうかについて、3年次終了時に学担教員と面談、確認をして、JABEEプログラムを4年で修了できるように、学担教員から十分な指導を受けてください。学担教員は、面談の概要を、コースの全教員と相談をしながら、的確な指導を進められるように留意します。
- 「プログラム変更」について
- 3年次終了時に「JABEEプログラムを4年で修了することが困難である可能性が高い」と考えられるなどの理由により「JABEEプログラム」からのプログラム変更(環境工学プログラムへの変更)を行いたい場合は、学担教員と十分に相談の上、JABEEプログラム責任者に申し出て、所定の手続き書類を作成してください。
教養科目及び基礎科目の履修方法
農業土木プログラム(JABEE認定)の教養科目及び基礎科目の卒業要件単位は次の通りです。
主題科目の卒業要件単位が農学部のものと少し違います。注意して下さい。
