1.信楽プロジェクト (2016年~2018年。継続観測)
・科学研究費(基盤研究(B):分担)研究課題 流域上空大気と地上部での多様な水文観測に基づく3次元水循環モデルの構築 (通称:信楽プロジェクト)
石川県立大学 京都大学 京都大学防災研究所 京都大学生存圏研究所 弘前大学 愛媛大学の
4 大学、2研究所の共同で行われている研究で、滋賀県甲賀市信楽町の国有林野内に設定された水文観測試験地において、水文、気象、森林水文など様々な分野の研究者が観測実験を行っている。詳細は信楽プロジェクトのHPを参照。http://www.fluxsites.agr.ehime-u.ac.jp/
2.琵琶湖プロジェクト (1995年~2006年)
・科学研究費(基盤研究(A):分担)琵琶湖流域の水・熱循環過程解明に向けた総合研究と衛星同期共同観測―琵琶湖プロジェクト―
・科学研究費(基盤研究(A):分担)衛星同期集中/常時共同観測による水・熱循環過程のスケール効果解明に関する総合研究―琵琶湖プロジェクト第2ステージ―
・科学研究費(基盤研究(A):分担)衛星同期/常時共同観測による琵琶湖流域水・熱・物質循環過程の解明に関する総合研究―琵琶湖プロジェクト第3ステージ―
・科学研究費(基盤研究(B):分担)積雪期を含めた水・熱・物質循環過程の総合化―琵琶湖プロジェクト第4ステージ―
国内の水文、気象関係の多くの研究者が、滋賀県琵琶湖北部の周辺の地に一堂に会してして行われた大規模プロジェクト。当時、滋賀県琵琶湖北部の観測地でさまざまな集中観測が行われた。特に、飛行船が集中観測時に使われた。その後、 このプロジェクトで、愛媛大学(名古屋大学、徳島大学)は、1998年から2010年まで森林常設観測を担当した。
3.北大プロジェクト( 2001年~2008年)
・科学研究費(基盤研究(A):分担)台風による地表生態系の攪乱と流域リスクマネージメントに関する農林工学的研究
・科学研究費(基盤研究(B):分担)環太平洋における過去200年間の流域地表環境と土砂流出フラックス変化
4.肱川プロジェクト(2002年~2005年。継続観測)
・科学研究費(基盤研究(B):代表)衛星リモートセンシングと現地観測手法を組み合わせた森林の水源涵養機能評価
学部内の共同研究として、愛媛県大洲市内の森林地に水文気象観測試験を設置し、雨量、流量、微気象などを観測して、衛星データから得られるNDVIとの関係を調べて、森林の水源涵養機能を明らかにしようとした研究。現在も、水文気象観測は継続中。
5.気球プロジェクト(1996年~1997年)
・科学研究費(基盤研究(B):代表)気球リモートセンシングによる森林流域の蒸発散量分布に関する研究
愛媛大学附属演習林において、共同研究として現地森林地の微気象観測と同時に気球からのリモートセンシング(表面温度ほか)を行って、森林の蒸発散分布を解明しようとした研究。