食料生産経営学コース教育プログラム

CURRICULUM

農林水産業と地域社会の
未来を切り開く
実践力と創造力を備えた
人材の育成

食料生産経営学コースは、グローバルとローカルな視点で食料・資源・環境問題に深い認識を持ち、多様な課題に直面する日本および世界の農林水産業や地域社会の将来に展望を切り開くための個性豊かでマネジメント精神に富んだ人材の育成を目的としています。
そのために基礎知識や応用知識を体系的に修得するほか、総合的分析力や現場の問題解決力を修得するための実践系授業科目を配置していることが、カリキュラム編成上の大きな特徴の1つとなっています。

授業科目一覧

共通教育科目

1~2年次
  • ・基盤科目
  • ・未来思考支援科目
  • ・教養科目

学部共通科目

1~3年次
  • ・現代農業論
  • ・統計学入門
  • ・技術者の初歩
  • ・農学実習ⅠA・ⅠB
  • ・植物工場システム学
    など

学科共通科目

1~2年次
学科共通基礎科目
  • ・農業生産学概論
  • ・植物工場システム学概論
  • ・食料生産経営学概論
  • ・物理学
  • ・化学
  • ・生物学
  • ・地学
  • ・コンピューター演習
学科共通応用科目
  • ・生物統計学
  • ・食物生理学
  • ・植物形態学
  • ・栽培土壌学
  • ・基礎環境学・システム情報学
  • ・農業分子遺伝学
  • ・溶液栽培システム学
  • ・植物育種学
    など
2~4年次
キャリア教育科目
  • ・キャリア形成セミナー
  • ・キャリアデザイン
  • ・インターンシップⅠ・Ⅱ

コース専門科目

2~4年次
基礎知識
  • ・基礎農業経営経済学
  • ・農業経営学
  • ・農業簿記
  • ・農業経済学
専門知識
  • ・社会調査論
  • ・農業政策と法律
  • ・農業市場論
  • ・国際農業論
  • ・食料消費経済論
  • ・地域資源管理論
  • ・協同組合論
  • ・政策学概論
  • ・食品マーケティング論
  • ・応用経済学
  • ・水産経済論
  • ・地域政策論
  • ・資源・環境経済学
  • ・アグリビジネス論
  • ・食料・農業・農村概論
    など
応用能力
  • ・食料生産経営調査セミナーⅠ・Ⅱ・Ⅲ
  • ・食料生産経営学演習Ⅰ・Ⅱ
  • ・専攻セミナーⅢ
  • ・卒業論文

食料生産経営調査
セミナー

食料生産経営学コースに分属した2年次生が最初に受ける実践系授業科目が「食料生産経営調査セミナー」です。調査セミナーは農林漁家、農林水産団体、市町村等を訪問し、調査実習や現場作業等を体験することによって農林水産業や農山漁村の実態を理解するとともに、現地調査の基本的手法を修得することを目的としています。

調査セミナーは調査セミナーⅠ・Ⅱ・Ⅲから構成されています。調査セミナーⅠでは課題の設定や調査地の選定、調査項目の作成、調査地の事前の下調べ等を行います。調査セミナーⅡでは夏休みに実際の現地調査を実施します。調査セミナーⅢは調査結果のとりまとめ、調査結果の報告およびレポートの作成等を行います。授業の実施にあたって学生は少人数で班を組み、それぞれの班には担当教員が1名付き、課題の設定や調査、報告に関する協議、指導、助言等を通じて綿密なサポートをしています。

現地調査の様子
  • ゆず園地での聞き取り調査(鬼北町)
  • 農作業現場での聞き取り調査(松山市)
  • 移住者の方々との交流(西予市)
  • 農産物直売所での聞き取り調査(今治市)