みちのく漫遊記~後編~



仙台遠征2日目の様子をお届けします

翌朝は、ホテルで朝食をガッツリ食べて出発。羽田空港発の松山最終便までの時間を有意義に過ごします。8時すぎの仙山線で山寺駅まで移動。仙山線は、その名の通り仙台と山形をむすぶ路線で、単線ですが全線電化されています。仙台を出てしばらくの間は、沿線にある学校への通学と仙台への通勤で首都圏並みの混雑具合。途中、名湯で名高い秋保温泉の最寄駅でもある愛子(あやし)駅を過ぎると、線路は山中へと入って行きます。

 

仙台を出て約1時間で山寺駅へ到着。ホームからはこれから登る山寺が見えます。名勝史跡「山寺」の正式名称は「宝珠山立石寺(りっしゃくじ)」。着いて早々、「“たていしでら”は何処ですか?」と卓越したセンスが炸裂。駅に置いていこうかと思いましたが、気を取り直して出発です。

 

 



石段2段飛ばしで軽快に登り始めた青野くんですが、数分後には上着を脱いで速度も低下。

 



途中、松尾芭蕉が「閑(しず)かさや 岩にしみ射る 蝉の声」と詠んだ「せみ塚」で記念撮影。蝉を模写したポーズを指示しましたが、何処となくペンギンに見える…のは気のせいです。



頂上では恒例のおみくじを引き、結果は末吉。土佐遠征時から昇進がありませんでしたが、本人はさほど気にしていないようです。一例として、「二度と来ることがない」との理由から、売店で「芭蕉Tシャツ」を数千円で早速購入。「こういうものを観光地で買う人間が実際にいるから、商売が成り立っているんだな」と安心しました。研究室に帰った翌日には早速着てくるそうです。

 

 

 



展望台からは、眼下の景色が一望。「ここは、火曜サスペンス劇場(通称;火サス)とかの最後のシーンで、片岡なぎさと船越栄一郎が、犯人と対決する場所やで!」との超有益な情報が渡辺先生から披露されたのですが、周りにいた数名の観光客も含め分かった人はいませんでした。

 

 



下山後は、奥の細道を回った松尾芭蕉と弟子の河合曾良(そら)の銅像と記念撮影。仙山線の電車まで少し時間があったので、徒歩数分のところにある芭蕉記念館を(無料のところのみ)見学。

 

 


再び山寺駅から仙台へ。青野くんは、次の青葉城見学に備え車中でしっかり爆睡。仙台駅から羽田空港までは別行動でした。




羽田空港で再会すると、青野くんの手元には見慣れない大きな袋が…。お菓子か何かのお土産かと思いきや、「ANAの飛行機の模型を12000円で買いました!」と嬉々とした表情で報告。「こういうものを飛行場で買う人間が実際にいるから、商売が成り立っているんだな」と安心しました。

 



無事に松山へ帰還。用務:観光だった2:8だった仙台遠征でしたが、青野くんのこれからの研究に期待大です。