因幡遠征


9月11日(金)に鳥取大学で開催された日本農芸化学会中四国支部第75回講演会(例会)に、渡辺先生、里さん、青野くん、石橋さんの4人で参加、発表してきました。


今回は、発表立会人がいない少数精鋭での遠征です。口頭発表が午前9時からということで、前泊のスケジュールで農学部を朝7時に出陣。全員がWBCのユニフォームを着用し、主将の左手には公式旗がしっかりと握られています。

 



渡辺先生の(狭い)車に押し込められ?、高速を一路鳥取まで爆走します。途中、瀬戸中央道の与島SAで休憩。このSAは香川と岡山の間の島にあり、高所を通っている本線からかなり下に降りていく必要があります。「瀬戸大橋は、将来新幹線が通れるような仕様になってるんですよ」と鉄ちゃんの主将からありがたい豆知識が炸裂。周囲の反応は不明ですが、ちょうど橋を通る特急列車(おそらく高知発の南風)に遭遇できました。




山陽道から播磨道に入り、主将のデートスポットであるSPring-8の最寄ICである播磨新宮を通過して中国道へ。さらに、鳥取道を北上していきます。次の休憩は、「道の駅 清流茶屋 かわはら」。HCと副主将が指差しているのは、神話に出てくる白兎さん(後述)。それよりなにより、「はぁ兎ちゃん」と、うちの河原さんのツーショットが撮れなかったのが残念でなりませんでした。

 



すでに空腹は限界を過ぎており、鳥取市内に入った一行は海鮮丼を食べるべく賀露港の市場食堂へ直行。平日だったためか、並んでいる列もそれほど長くなく、監督代行の卓越した采配のおかげで席も無事に確保。秒速であっという間に完食しました。


お腹も満たされた後は、鳥取随一の観光地である鳥取砂丘へと移動。この頃になると、天気もすっかりよくなり、絶好の行楽日和(学会なのに?)になりました。監督代行はよく知りませんが、有名なTVドラマのロケをしたそうで、そのモニュメントの前で写真を撮ってこい、と河原さんから命令があったようです。これ以後はずっとニセ香港人が一人混じっています。



足元を見ると分かりますが、左2名は砂対策のためサンダルを履いています。一方、右の人はスニーカーのため、これ以降砂が入りまくりで騒がしいことこの上なし。最終的にはホテルまで中に残っていた、という噂です。

 

背後にそびえる砂の壁のようなものが、通称「馬の背」。後で調べたら高さ約47メートルもあり、道理で登っているときは下に転げ落ちそうになったわけです。途中でサンダル脱いで裸足となっており(スニーカーはそのまま…)、何とか頂上に辿りついた顔にも疲労の色がにじんでいます。馬の背の向こうには広大な日本海の絶景が広がり、強い風で髪が乱れます。しかし、これが真夏の炎天下だったら、おそらく登頂は不可能だったことでしょう。

 


 



ここまで、学会参加の要素が一秒も出てきていない点について、「前泊やし、仕方ないやん…」と各々自らを納得させ、鳥取砂丘来訪の一番の目的である「ラクダさん乗り」を体験。主将→HC→副主将の順で一人ずつお背中にまたがり、記念撮影。鞍?越しにも暖かさを感じたとの感想。最後の副主将の騎乗の際は、それまで微動だにしなかったラクダさんがいきなり動き出すというハプニングが。「ラクダさんも一番乗りたがっている人のことは分かるんやな」と感銘を受けました。


 



売店に入り、お土産等を物色。留守居役の河原さんに、前述のドラマのマグネットを在室インジケーター用に購入。しかし、横に長いせいで、どこにいるのか正確に分からないことが後に判明します。鳥取といえば梨の名産地。梨ソフト、梨ソーダで乾いた喉を潤します。

 

ホテルのチェックインまではまだ時間があるため、最後に向ったのは「白兎(はくと)神社」。この神社は、古事記などに語られる神話「因幡の白兎」の舞台として知られ、物語に登場する白兎を神としてお祀りしてきたことが由来です。こうした由来から、チャコを監督とするWBCにとってもマストで行くべき聖地であり、社殿の前で公式旗を掲げて記念すべき写真を撮りました。参拝した後は、恒例のおみくじタイム。全員「中吉」でそれなりに喜ぶ半面、不自然な気もして微妙な気もしました。

 

 


境内のあちこちに兎さんの石像があり、白く見えるものは社務所で売っていた縁結びの石。そうなんです。神話では、傷ついた白兎が大国主命(おおくにぬしのみこと)に助けられ、その後に恩返しとして八上姫神(やかみひめのかみ)の縁を取り持ったとされることから、ここは縁結びの神社としても有名なのです。


 


神社近くの白兎海岸にある岬の上の「白兎の丘」は、白兎神が上陸したと伝わるところ。砂丘で疲弊した身体に鞭打って登って行きます。薄曇りで雲間から光が差す光景は、どことなく神話の世界を連想させます。「縁結びの鐘」を(監督代行の指示で)鳴らすのを強要?させられた3人。将来、大国主命と八上姫神として再訪して下さい

 

 

ようやく鳥取駅前のホテルに到着し、無事チェックイン…と思いきや、女子2名の宿泊予約が入っていないという衝撃の事実が判明。調べたところ、同じホテルが鳥取駅を挟んで北口と南口にあり、女子は南口のほうの予約だったようで、ひとまず安心しました。


翌日の口頭発表に備え夜は軽く済ませましたが、一人だけ見慣れないTシャツを着ている人が…。なんと主将はホテルにチェックインするとすぐに抜け出し、駅前のデパートを散策。ご当地Tシャツを購入し早速着用してきたとのこと。鳥取市の経済にも貢献し、満足そうです。

 

後編へ続く