製紙実習Ⅰ・Ⅱ

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〇製紙実習Ⅰ・Ⅱを実施しました。
 製紙実習では、パルプや紙に実際に触れ、紙質の違いを五感で感じながら、紙料調製技術や抄紙技術、紙質特性評価方法を習得することを目的としています。
 製紙実習Ⅰでは、紙料調製法および抄紙法の基本的な流れを把握するために、NBKP(針葉樹漂白クラフトパルプ)、LBKP(広葉樹漂白クラフトパルプ)、古紙パルプを用いて手抄きシートマシンで抄紙を行い、それぞれの紙の特性(強度特性、紙質特性、光学特性等)を比較評価しました。
 製紙実習Ⅱでは、紙を作る上で重要なパルプの叩解処理法、叩解した繊維の評価方法、および紙の観察方法(マイクロスコープ、走査型電子顕微鏡)を学習するとともに、叩解処理によって得られた紙料特性や紙質特性の違いを五感(手触り感、紙の強さやこし等)で感じながら学びました。

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