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Q:年齢が違うと、植物の形状変化の感じ方も違うの?

●実験方法●
(被験者:高齢者(67〜82歳)10名、若年者(20〜23歳)10名)

以前の実験で、植物を育てることが高齢者の心理に及ぼす影響は、若年者よりも小さいことが分かっていた。

今回の実験は、高齢者に植物を苗や球根から育ててもらうことでの高齢者の心理変化を「アンケートによる心理評定」を用いて行った。
 育ててもらう植物は、
 @水耕栽培で球根から育ててもらう植物としてヒアシンス
 A苗から育てて花が咲く植物としてパンジー
 B成長したら食べる植物としてイタリアンパセリ
 C形態の変化が小さい植物として柱サボテン
 の計4種類とした。

それぞれの結果、Aのパンジーを育てる前と育てた後の高齢者の評価の差がもっとも大きかったため、以下にグラフとして若年者との比較を表す。




A:高齢者は、花が咲くなどの形状の変化がある植物で、


より「育てる楽しみ」を見出すと考えられる



●実験場所:愛媛大学農学部 
●実験期間:2005年10〜12月


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