面河山岳博物館の学芸員として活躍されている矢野真志さんのインタビューです. |
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― 数ある研究室の中から環境昆虫学研究室を志望された動機をお聞かせください. 矢野 小学生のころ虫がたまらなく好きで,近所の山や池,川で虫を捕る毎日でした,それが中高と進むにつれ,興味は残しつつも虫捕りに行くこともなくなり,もっぱら部活と学校の勉強,麻雀に明け暮れる毎日.こうやって小さい頃は好きだった虫の事を忘れていく人が殆どじゃないでしょうか?そして,愛媛大学農学部入学,夢はバイオテクノロジーを勉強して高価なランを増やして金儲けをすること.(笑) |
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― 研究室在籍中の研究テーマを教えてください. 矢野 日本産ユミアシサシガメ属(サシガメ科・カメムシ目)の分類学的研究,いわゆるカメムシの研究をしていました. |
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(右写真)矢野真志さんが新種として記載されたウスアカユミアシサシガメPolytoxus ruber Yano, 1998 | |
― これから環境昆虫学研究室を志望する若者に一言お願いします. 矢野 虫が好きな人はもちろん,漠然と自然や生き物が好きな人,農業や環境問題、環境教育に興味のある人にもお勧めの研究室です.ぜひ,虫と人間,自然の「つながり」を感じてみてください.生き物に直に触れ,どんどん自然の中に入り込んで,汗だくの泥だらけになりましょう. ― 本日はお忙しい中ありがとうございました.(2002年9月24日取材) |
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1974年生まれ. 1998年度農学研究科修士課程修了.修士(農学). 卒業後,愛媛県上浮穴郡久万高原町面河山岳博物館の学芸員として多忙な毎日を送られている. 関連リンク 久万高原町 https://www.kumakogen.jp/ 面河山岳博物館 https://www.kumakogen.jp/site/omogo-sangaku/ |
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