愛媛大学農学部食料生産学科
植物病学研究室

Laboratory of Plant Pathology

うどんこ病菌に群がる
愉快な仲間たち
 
八丈野 孝

教 授

2013年4月に愛媛大学農学部に着任して研究室を主宰しています。大学2年生の時にサリチル酸のシグナル伝達に関する論文を読んだことをきっかけに植物と微生物の相互作用に興味を持ち続けています。趣味は猫、歴史、城、登山、植物観察など。附属ハダカムギ開発研究センターの副センター長を兼任しています。
詳しい研究者情報はこちらResearchmapをご覧ください。
 
 

鮎川 侑

助教

 2024年4月に助教として愛媛大学農学部に着任しました。私は土壌中の植物病原菌(Fusarium oxysporum)の研究を行っており、各菌株の宿主植物がどのように決まるかを解明しようとしています。宿主植物の決定に関わる染色体に着目して研究しています。また、植物−病原菌−微生物叢間の相互作用を解析し、病原菌の新たな感染戦略の解明を目指しています。
詳しい研究者情報はこちら Researchmapをご覧ください。

 
 
博士1年
 Hira Anwar
修士1年
Rafael Ulises Cuello Saviñón
He Huang
高橋 力
藤川 弦音
長門 香澄
学部4年
戒能 未咲
重松 幸那
曽根 敏雅
三澤 菜々美
山口 達真
学部3年
伊藤 朱音
奥田 優来
葛岡 明莉
竹林 光輝
三宅 理紗子
 
2024年度卒

岡久 真也(修士):マイクロインジェクション技術を利用したリアルタイムシングルセルHR細胞死イメージング解析
小橋 由於(修士):オオムギの新規抵抗性遺伝子の同定に向けたゲノム解析
福井 奈緒(修士):Simplicillium属菌のうどんこ病菌に対する寄生性及び全ゲノム解析

2023年度卒

小出 陽菜(修士):うどんこ病菌に対するオオムギの侵入抵抗性及び病原性タンパク質による抑制メカニズムに関する研究
在間 玄香(修士):オオムギうどんこ病菌によるプラスチド崩壊及び葉緑体維持メカニズムの解析
喜田 健月(学士):ナノポアシーケンサーを用いたTILLINGシステムにおける変異体検出パイプラインの構築
徳永 涼乃(学士):越年生野草に感染したPodosphaera xanthiiのキュウリ対する寄生性の調査
水谷 隆(学士): mlo相補による機能回復を利用したオオムギうどんこ病菌エフェクター候補APEC1の機能解析法の確立

2022年度卒 

伊藤 拓馬(修士):ナノポアシーケンサーを利用したTILLINGスクリーニングシステムの確立
和根崎 洸(修士):H2O2センサータンパク質を利用したオオムギ細胞内のROS生成観察法の検証
筒井 希未(学士):宿主抵抗性におけるGOXの機能解明に向けたシロイヌナズナgox pen3 eds1三重変異体の作製
岡久 真也(学士):レーザー熱膨張式マイクロインジェクション技術を利用したMLA誘導型 HR細胞死におけるカルシウムイオン動態の時空間解析
小橋 由於(学士):準同質遺伝抵抗性系統を用いたオオムギうどんこ病菌レースの病原性解析
福井 奈緒(学士):うどんこ病菌に寄生するSimplicillum属菌の解析

2021年度卒 

永島 綾華(修士):植物メタノール抽出液を用いたバイオスティミュラントの探索
片山 貴博(修士):オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1の標的候補タンパク質の機能および局在解析
小川 翔也(修士):レーザー熱膨張式マイクロインジェクション技術を利用したシングルセル植物-病原菌相互作用解析法の確立
串本 美月(学士):ナノポアシーケンサーを利用したTILLINGスクリーニングシステムの効率化及び機能性獲得オオムギ系統の選抜
山音 美沙紀(学士):ムギ類赤かび病菌の侵入行動に対する新規抵抗性誘導剤ニコチンアミドの効果
小出 陽菜(学士):オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1の局在シグナル配列の同定及びXとの相互作用解析
在間 玄香(学士): オオムギうどんこ病菌侵入細胞におけるプラスチド内在デンプン分解メカニズムの解明

2020年度卒 

井上 博(修士):オオムギうどんこ病菌付着器分泌型エフェクター候補APEC29の機能解明に向けた研究
上田 佳奈(学士):抵抗性誘導剤であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)を処理したオオムギ子葉鞘表皮細胞における赤かび病菌の侵入行動解析
渡邊 隆文(学士):オオムギうどんこ病菌感染時のMLOタンパク質とカルシウムイオンの時空間動態解析
伊藤 拓馬(学士):突然変異集団から選抜したモチ麦系統におけるWaxy遺伝子の発現解析
和根崎 洸(学士): オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1の病原性機能及び細胞内ROS生成抑制の解析

2019年度 

清水 茜(修士):植物病原糸状菌による受容性誘導メカニズムを解明するためのsingle-cellマイクロインジェクション技術の開発
戸田 博隆(修士):はだか麦の資源開発へ向けたTILLINGシステムの確立
長野 眞依(修士):オオムギうどんこ病菌に対する侵入抵抗性制御因子MLOの作用機序解明に向けた研究
永島 綾華(学士):植物抽出物ライブラリーを用いたプラントアクティベーターの探索
片山 貴博(学士):オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1が標的とするXは細胞内ROS発生に関与するのか?
小川 翔也(学士):受容性誘導メカニズム解明に向けたsingle-cellタンパク質導入法の開発
竹田 理紗(学士): オオムギうどんこ病菌のAPEC5タンパク質の解析

2018年度 

井上 智絵(修士):オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1の機能解析および宿主標的因子の探索
岩井 さくら(修士):オオムギうどんこ病菌に対する宿主特異的抵抗性機構の研究
中村 篤史(修士):オオムギうどんこ病菌のAPEC5タンパク質は宿主細胞壁を分解する酵素か?
井上 博(学士):オオムギうどんこ病菌の栄養吸収メカニズムの解析
川本 雄大(学士):TILLINGシステム確立のための突然変異体集団の整備と検証
南野 知広(学士): オオムギ子葉鞘表皮細胞を用いた一過的遺伝子発現法開発への取り組み

2017年度卒 

武井 博(修士):オオムギうどんこ病菌エフェクターAPEC1の宿主細胞内局在性と標的タンパク質候補の解析
和原 未季(修士):オオムギうどんこ病菌RACE1株によるmlo侵入抵抗性打破のメカニズム解明に向けた解析システムの開発
清水 茜(学士):ROSを指標としたオオムギうどんこ病菌PAMP候補物質の分離
戸田 博隆(学士):裸麦育種のためのTILLINGシステムの確立
長野 眞依(学士):カンキツ黒点病菌の分子系統解析
小笠原 翼(学士):エンドウうどんこ病菌の 人工培養
柏木 みり(学士): オオムギうどんこ病菌(Blumeria graminis)に対する抵抗性にパピラは関与しているのか

山岡 直人 名誉教授(定年退職)
2016年度卒 

井上 智絵(学士):オオムギでの細胞死アッセイ系の確立およびAVRエフェクターの侵入メカニズムの解析
岩井 さくら(学士):宿主特異性決定機構を解明するための植物免疫抑制ブラキポディウムの作製
中村 篤史(学士):オオムギうどんこ病菌の付着器分泌型エフェクター候補タンパク質についての研究
大熊 祐之介(学士):活性酸素発生を指標としたオオムギうどんこ病菌のPAMPの分離
金井 暢孝(学士): オオムギうどんこ病菌の人工培養系の確立

2015年度卒 

香口 智宏(修士):オオムギうどんこ病菌の付着器分泌型エフェクター候補タンパク質についての研究
武井 博(学士):絶対寄生菌であるオオムギうどんこ病菌への遺伝子導入の試み
和原 未季(学士):TIGS法を用いたMLO遺伝子発現抑制系の確立
尾崎 夏希(学士):オオムギうどんこ病菌の人工培養系の確立
片岡 創(学士):オオムギうどんこ病菌の分生子分泌物の解析
久保田 直道(学士):植物病原細菌に対する次亜塩素酸水の効果
Luo Huan(短期留学生) 

2014年度卒
篠崎 託也(学士):オオムギ細胞に感受性を誘導するオオムギうどんこ病菌エフェクターの分泌時期
高橋 里佳(学士):オオムギうどんこ病菌の侵入行動に要する時間とパピラの大きさとの関係
森本 祥平(学士):オオムギうどんこ病菌のエフェクター候補遺伝子の発現解析
渡邊 優(学士):ムギ類モデル植物ブラキポディウムにおける免疫反応と変異体スクリーニング
2013年度卒

香口 智宏(学士):オオムギうどんこ病菌エフェクターの分泌に関する研究
中下 香(学士):オオムギうどんこ病菌(Blumeria graminis f. sp. hordei)に対してHR様細胞死を引き起こすブラキポディウ(Brachypodium distachyon)エコタイプおよび変異体の選抜
吉田 晃大(学士):オオムギうどんこ病菌の侵入行動とその後の感染成否との関係