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ようこそ、食品微生物機能学 / 発酵化学 研究室へ!

食品微生物の機能を明らかにし、食と健康、そして未来に役立てる

photo 食品の発酵に関わる微生物機能を、ゲノム情報に基づいた解析や生化学・分子生物学的手法により明らかにし、その成果を新たな食品機能性の創出や発酵醸造技術等へ応用することを目指した教育研究を行っています。

当研究室では、学生一人ひとりが個別の研究テーマをもち、自分で考え、自分で計画・実行し、新しい発見をする楽しさを学んでいます。


研究テーマ

食品微生物の発酵メカニズムの解析

point03 食品微生物、とくに「酢酸菌」のちからに着目し研究を進めています。酢酸菌は古くから私たち人類に馴染みの深い発酵微生物の一つです。しかしながらその生命活動の仕組みを調べると、まだまだ私たちの理解を超える巧みな能力を秘めていました。その能力に関わる酵素などを解析し、新たな発酵技術の開発を目指しています。

発酵環境での適応進化の解析 

point03 現在、発酵に利用される微生物も、もともとは自然に棲息していたはずです。人間が長い間に「樽」という発酵のための特殊環境で飼い続けることで、有用物質の生産に特化した能力を獲得したと考えられます。どのような遺伝子が物質生産能力を向上させているのか、ゲノム情報を用いた解析により、この「適応進化」を理解することを目指しています。

愛媛を活かした発酵技術の開発

point03 愛媛県の温暖な気候は、カンキツだけでなく、さまざまな果物を育んでいます。ここには魅力的な能力を秘めた酢酸菌が棲息していました。当研究室では、愛媛の自然に生息する酢酸菌コレクションを準備して新たな能力をもつ酢酸菌による探索し、新たな食品機能をもつ発酵食品およびその製造技術を提案しています。


最新情報 (最終更新日:2025.08.08)

2025.09.10
竹内さんが,第77回日本生物工学会大会にて,研究成果を発表します。
2025.08.08
夏の研究報告会を開催し、新しく分属されたばかりの3回生も議論に参加しました。
2025.08.07
中谷くんが、農学部オープンキャンパスにて、高校生に向けてプレゼンしました。
ご参加いただいた高校生のみなさん、ありがとうございました。
2025.08.02
中谷くんと渡部さんが,酢酸菌研究会第13回研究集会 in 微生物ウィーク2025にて,研究成果を発表しました。
2025.07.30
応用生命化学コース3回生が分属されました。
2025.06.19
【祝】当研究室で研究を進めている渡部さん(生命機能学科2年)が,「第24回 愛媛大学学生による調査・研究プロジェクト研究成果発表会」にて,最優秀賞および特別賞を受賞しました!
おめでとうございます! 詳しくは,こちらこちら
2025.06.14
竹内さんが,日本農芸化学会中四国支部第71回講演会(例会)にて,研究成果を発表しました。
2025.04.07
健康機能栄養科学特別コース 3回生を新たに加え、新年度をスタートさせました。
2025年度




以前の活動記録はこちら

 

当研究室に興味のある方へ

研究室見学はもちろん、企業からの技術相談、高校の課題研究の相談など、微生物に関する質問を随時受け付けています。
まずは下記まで、メールにてお問い合わせください。

■連絡先:阿野 嘉孝 ANO Yoshitaka
主所属:大学院農学研究科 生命機能学専攻 健康機能栄養科学特別コース
副所属:大学院農学研究科 生命機能学専攻 応用生命化学コース
兼 任:愛媛大学食品健康機能研究センター 高機能食材開発部門
兼 任:大学院農学研究科附属 ハダカムギ開発研究センター

 E-mail: ano.yoshitaka.mf の後に @ehime-u.ac.jp

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