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農業生産学コースには8つの研究室があります.

 
 
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     作物学研究室

  • 世界人口は今世紀末に100億人に達すると予測されています。また、健全な耕地面積の減少や気候変動による作物の生育環境が不安定化している中で、作物生産性を向上させることは重要な課題です。作物学研究室では、作物生産性の向上を目指し、光合成、物質生産、物質輸送、環境適応性、障害機構など収量の増大と安定に関わる機能の解明を行い、その成果を生産現場に活かすべく、地域の特性と環境に配慮した作物生産技術の開発に関する研究を行っています。

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  • 果樹学研究室

     健康増進に欠かせない果実およびそれを生産する果樹を教育や研究の対象としています。日本の果実は歴史的に嗜好品として発達した経緯があるため、高品質な果実に対する消費者の要求は極めて強いものがあります。一方、果実の品質は自然環境によって大きな影響を受けるため、高品質な果実を毎年安定的に生産するためには極めて高度な栽培技術が要求されます。そこで果樹学研究室では、高品質果実の安定生産や収穫後の貯蔵や加工に関わる様々な要因を生理生態学的あるいは栽培学的に究明して、果樹の栽培技術の発展に寄与することを目指して教育や研究を行っています。

     

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     蔬菜花卉学研究室

  • 皆様は「蔬菜(そさい)」「花卉(かき)」という言葉をご存知でしょうか?蔬菜は主としてヒトの副食物に用いる草本植物で、いわゆる野菜のことで、花卉は観賞用に栽培される植物を指します。蔬菜花卉学研究室では、野菜と花の高品質多収化を目的とし、組織培養技術を利用した育種と繁殖、栽培技術の確立などに関する教育研究を行っています。

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  • 畜産学研究室

     どんなに優れた遺伝的素質をもった家畜でも、良い飼料を与えなければ成長することはできません。優れた家畜に良い飼料を与えたとしても、悪い環境で育てられた家畜は成長することができません。家畜の成長や生産を改善するためには、栄養やストレス状態について検討する必要があります。私たちは、動物の成長に影響を与える行動、特に摂食行動とストレスに着目して研究を進めています。さらに、いくつかの栄養素が脳に影響を与え、動物の行動も変化させることが明らかにされつつありますので、動物の行動と栄養素との関係についても調べています。

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    植物病学研究室

    これまで解決できなかった問題を新しい技術を使って克服できる時代になってきました。そして応用研究を行うためにはより一層、地道な基礎研究が大切です。私たちの研究室では、植物病理学の基礎から遺伝子工学などの最新技術まで学ぶことができ、基礎研究を通して諸問題の解決に貢献できます。植物の病気を学びたい、食糧問題や環境保全に分子生物学的に取り組みたい、遺伝子組換えに興味がある、植物免疫について研究したい、という人はぜひ研究室に参加してください。大学院生については学部で植物病理学を学んでいなくても歓迎します。

     
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    環境昆虫学研究室

     我が国有数の120万頭以上にも及ぶ昆虫標本コレクションを活用した分類学の研究や、分類学を通して生態系の構成要素を認識することによって地域のファウナを解明し、また生物多様性に基づいた環境評価法を確立するための研究などを行っています。さらに、生物生産環境における害虫および有用昆虫の生態の研究,並びに天敵の有効利用を含む害虫管理のための総合的防除技術の研究なども行っています。

     
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    分子生物資源学研究室

    植物の遺伝子の構造およびその機能の解析、遺伝子発現抑制などの諸現象を分子生物学的に解析し、病害抵抗性などの新しい有用作物の開発・評価を行っています。加えて、遺伝子組換え技術や最新のゲノム編集技術 (CRISPR/Cas9等) を利用して、シロイヌナズナ・イネ・カンキツ等の花成制御遺伝子の発現制御メカニズムの解明やエピジェネティック制御(DNAのメチル化やヒストンのメチル化・アセチル化等)による新品種開発などの技術開発も行っています。


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    土壌肥料学研究室

    当研究室は、附属農場の広大な田畑と設備を活用して持続的農業を発展させるための環境保全、省資源、省力生産技術の基礎研究と開発を進めています。農学部および附属農場において、卒業論文、大学院生(修士・博士コース)の指導を行っています。フィールドワークを中心とした総合農学の教育研究を行っています。水稲、野菜、果樹、堆肥生産、環境負荷物質のモニタリングなど、環境保全型農業を推進するための技術開発を国内外の研究機関や農業団体、企業と共同研究をしています。また持続型農業、有機農業、自然農法、無農薬、減農薬栽培など、持続的農業の生産農家や世界の研究技術者とも連携しながら、研究を進めています。

     
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